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理念研修

株式会社ソーラーパートナーズでは、毎月全従業員で「理念研修」を実施し、理念の理解・共有を行っています。
全従業員で集中して研修できる環境を整えるため、理念研修中はすべての電話を留守番電話に設定するようにしているほど、力を入れて理念研修に取り組んでいます。
今回は、理念研修でどんなことを行っているのかご説明したいと思います。

二部構成の理念研修

理念研修は前半と後半の二部構成になっています。

前半は、「最近1ヵ月間で『理念』を意識した具体的なエピソード」を各自が発表し、発表されたエピソードに対して、みんながコメントをするようにしています。
株式会社ソーラーパートナーズの理念は、「ミッション(住まいのプロに誇りを、暮らす家族に喜びを。)」、「ビジョン(住宅に関する複数の分野でナンバーワン事業を運営し社員・顧客・社会から信頼される優良企業になる)」、「バリュー(三方良し、誠実、凡事徹底、ゼロベース、現地現物、自己研鑽、プロチーム)」からできています。
理念研修前半で発表するエピソードは「理念」を意識したエピソードなので、ミッションでも、ビジョンでも、バリューのうちのどれか一つでも、どれに関するエピソードでもOKです。
前半のテーマは毎月固定にしているため、普段の業務を行いながら、「あ、このエピソードは次回の理念研修で発表しよう!」などと自然に考えるようになっています。

後半は、毎月テーマを設定し、その月のテーマの理解を深めるグループワークを実施しています。

年間を通じた毎月のテーマは、下記の通りです。

  1月:事業計画の達成と理念の体現
  2月:コンプライアンス
  3月:バリュー(7) プロチーム
  4月:ミッション
  5月:ビジョン
  6月:バリュー(1) 三方良し
  7月:バリュー(2) 誠実
  8月:バリュー(3) 凡事徹底
  9月:バリュー(4) ゼロベース
 10月:バリュー(5) 現地現物
 11月:理念の見直し
 12月:バリュー(6) 自己研鑽

株式会社ソーラーパートナーズの理念を構成する「ミッション」「ビジョン」「(7つの)バリュー」に加えて、「事業計画の達成と理念の体現」「コンプライアンス」「理念の見直し」があるわけです。

理念研修の内容

理念研修では、3人程度の少人数に分かれてグループディスカッションを行う形式で研修を行っています。

「ミッション」「ビジョン」「(7つの)バリュー」をテーマにする月は、「そのテーマが現在きちんと実行できているのか」、「さらに良くするにはどんなことができるのか」、といった内容をグループで話し合い、全体に共有するようにしています。

1月の「事業計画の達成と理念の体言」をテーマにした理念研修では、その年の事業計画の中身を改めて吟味し、事業計画を達成することが理念とどうつながっているのかを理解するようにしています。

2月の「コンプライアンス」をテーマにした理念研修では、事業活動を行う上でベースとなっているルールやリスクの理解につながる研修にしています。
特に、数多くの個人情報を取り扱う我々にとって非常に重要な個人情報管理についての研修は、毎年繰り返し実施するようにしています。

11月の「理念の見直し」をテーマにした理念研修では、みんなで理念に見直すべき点がないか議論し、理念研修で出た意見をもとに経営陣で協議した上で、12月末の全社総会で理念の見直しに関する検討結果を発表するようにしています。
これまでにも、理念研修で出てきたみんなからの提案によって、ミッションやビジョンの文言変更や、バリューの追加等が実際に行われてきました。
実際に理念を変更する可能性があることを念頭に、理念について真剣に議論することで、理念の理解が深まりますし、「自分たちの理念」という感覚をもつことができているように思います。

このように毎月かなりの労力を割いて理念研修を行うことで、共通の理念に基づいてみんなが協力して仕事に取り組めているのではないかと思います。
今後もより良い方法を模索しつつ、理念研修に力を入れていきたいと考えています。