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太陽光発電協会が自立運転機能の周知動画を制作

株式会社ソーラーパートナーズも加盟している一般社団法人太陽光発電協会が、太陽光発電の自立運転機能について紹介する動画を作りました。
実は私も、この動画作りに少し関わりました。
2分弱の短い動画で、しかもアニメーションでわかりやすいので、たくさんの方に観てもらい、太陽光発電をうまく活用して欲しいと願っています。

停電時にも頼りになる太陽光発電

最近は、「観測史上初の大型台風」のような自然災害が毎年のように発生しています。
しかも、そのたびに被災した地域では大規模な停電が起きています。
短時間で復旧してくれればまだ良いですが、何日間にもわたって停電が続くことも珍しくなくなってきました。

そんなときに頼りになるのが太陽光発電です。

太陽光発電は日光さえあれば発電してくれるので、例え自宅周辺が停電になってしまっても、自宅の屋根に設置した太陽光発電から電気を使うことができます。
「太陽光発電の電気で冷蔵庫を使うことができた!」、「スマホの充電ができた!」、「炊飯器で温かい食事を用意できた!」など、停電時に太陽光発電を活用できた方から喜びの声をいただくこともよくあります。

自立運転機能の使い方

太陽光発電とセットで蓄電池も設置しているご家庭の場合、停電が発生すると自動的に蓄電池から電気を使うことができます。
一方、蓄電池がなく、太陽光発電だけを設置しているご家庭の場合は、太陽光発電を「自立運転モード」に切り替える必要があります。

こういった操作が必要であることを知らない方も多いので、注意が必要です。

太陽光発電の自立運転機能を活用するには、まず、非常用コンセントの位置を確認する必要があります。
太陽光発電から電気を使えるとは言っても、いつも使っているコンセントからそのまま電気が使えるようになるわけではなく、太陽光発電の非常用コンセントから電気を取ることになります。
さらに、非常用コンセントから電気を使えるようにするためには、太陽光発電を「自立運転モード」に切り替える操作が必要です。

停電になってから、非常用コンセントの位置や自立運転モードへの切り替え方法を確認するのは大変なので、ぜひ平常時に確認しておいてもらいたいと思います。

意外と知られていない自立運転機能

2018年9月に太陽光発電協会が実施したアンケートによると、災害時に自立運転機能を活用できた太陽光発電ユーザーは85%でした。
逆に言うと、15%の太陽光発電ユーザーは自立運転機能を使わなかったということです。
自立運転機能を使わなかったのは、「自立運転機能があることを知らなかった」、「運転方法が判らなかった」ことなどが理由だったそうです。
せっかく太陽光発電を設置しているにも関わらず、いざという時に活用できないのはとてももったいないので、災害になる前に自立運転機能について確認しておいて欲しいと思います。
今回、太陽光発電協会が制作した動画は、こういったことをわかりやすく伝えていますので、ぜひご覧いただきたいですし、また、より多くの人に知っていただきたいと思います。