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求める人物像

現在、秋採用に向けた採用面接が佳境に入っています。
毎日のようにさまざまな応募者の方々とお話ししていますが、その際によく聞かれる質問があります。
それは、「ソーラーパートナーズが求める人物像は?」という質問です。
この質問をされたときに私がいつも答えるのは、「ソーラーパートナーズの理念に共感していただける方です」という回答です。
今回は、「ソーラーパートナーズの理念に共感していただける方」について深掘りしてみたいと思います。

どの会社の理念も立派

世の中の多くの会社がそれぞれの理念を掲げています。
会社の理念として掲げている内容そのものは、どこも立派なものになっているのではないかと思います。
そのため、「その理念はおかしい!」と感じるような理念を見かけることはあまりないのではないでしょうか。

反発を覚えるような理念はほとんどないとしても、自分が心から共感できる理念になっているかどうかはまた別の話です。
株式会社ソーラーパートナーズが掲げる理念についても、反発を覚えるような方はあまりいないと思いますが、その一方で、誰にとっても共感できる理念になっているとは考えていません。

では、株式会社ソーラーパートナーズの理念について、共感できるかどうかのポイントはどの辺りにあるのか見ていきたいと思います。

ミッションへの共感

株式会社ソーラーパートナーズのミッションは、「住まいのプロに誇りを、暮らす家族に喜びを。」です。
このミッションには、住まいのプロであるパートナー企業の皆様にとって誇りを感じる良い仕事ができるお手伝いをし、その住まいで暮らすご家族に喜んでもらいたいという意味が込められています。
この想いを聞いた方はみなさん、「良いミッションですね」と言ってくれます。
だからといって、誰にとっても共感できるミッションかというと、必ずしもそうではありません。

人によって、「アパレルの仕事をしたい」とか「食品に関する仕事をしたい」など、やりたい仕事は様々です。
ただ、私たちはミッションに「住まい」ということを明言していますので、「住まい」に関する仕事に関心のない方にとっては、あまり共感できないミッションなのではないかと思います。

ミッションに共感しないまま、「休みが多そうだから」とか、「ほぼリモートワークで働きやすそうだから」という理由だけで入社してもらっても、お互いに気持ちよく一緒に働いていくのは難しいのではないかなと思っています。

ビジョンへの共感

株式会社ソーラーパートナーズのビジョンは、「売り手よし、買い手よし、世間よし、未来よし」です。
これは、近江商人に昔から伝わる「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」に「未来よし」を加えた、いわば「四方よし」とも言える考え方です。
一つひとつの意思決定を行う際には、この「四方」のバランスをきちんと取るようにするというビジョンの考え方についても、説明したときに反発を受けることはまずありません。

ところが、「お客様第一主義」が正しいと信じる人にとっては、「お客様(買い手)」だけではなく、「売り手」や「世間」、「未来」まで同時にバランスを取ろうとする考え方は、違和感をもってもおかしくないのではないかと思います。

ビジョンに対する考え方が揃っていないと、一緒に仕事をしていても上手くいかないのではないかと思います。

バリューへの共感

株式会社ソーラーパートナーズには、「誠実」「凡事徹底」「ゼロベース」「現地現物」「自己研鑽」「プロチーム」という、6つのバリューがあります。
それぞれのバリューについても特に反発を受けることはありませんが、改めてよく考えてみると、その人が大切にしている価値観と合わない場合もあります。

例えば、「プロチーム」というバリュー。
これは、一人ひとりがプロフェッショナルとして成果を出しつつも、チームワークを大切にした組織を目指していきたいという価値観です。
この説明だけ聞くと耳障りが良いかも知れませんが、厳しい競争環境の中で最短で成長したい人にとっては、「プロフェッショナル」という点では共感できても、「チーム」という点ではゆるく感じるかも知れません。

このように、株式会社ソーラーパートナーズが掲げている理念は、万人にとって唯一絶対の正しい考え方というわけではなく、人によっては必ずしも共感できるわけではないと思っています。
それでも、株式会社ソーラーパートナーズで働く仲間とは、この理念を共感し合っていたいと思いますので、「求める人物像」として「理念に共感してもらえる人」が重要なポイントになっているわけです。

誰にとっても共感できる理念ではないからこそ、株式会社ソーラーパートナーズの理念を見て「いい考え方だなぁ」と感じていただけた方は、きっと運命の人ではないかと思います。
そんな方にご応募いただけることを、とても楽しみにしています。