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太陽光発電協会が「自立運転機能周知」チラシを作成しました。

一般社団法人太陽光発電協会が、停電時に太陽光発電で電気の自給自足を行う機能(自立運転機能)について周知するためのチラシを作成しました。
http://www.jpea.gr.jp/topics/190521.html

ブタのキャラクターを使ったマンガ調のチラシは、これまでお堅い印象のあった太陽光発電協会が作ったチラシとは思えないほど親しみやすい内容になっています。
実は、今回の企画には私も多少関わっていますので、今回のチラシ作成に至る背景について少しお伝えしたいと思います。

停電時に活躍する太陽光発電

2018年は西日本豪雨や台風21号、台風24号、北海道胆振東部地震など、自然災害に伴う停電が多発した年でした。
特に、北海道胆振東部地震では、北海道全域が停電となる、いわゆる「ブラックアウト」が発生し、全国から注目が集まりました。

最長29日間の停電が発生した北海道で、太陽光発電が非常用電源としてどれくらい活用されたのかを知るため、太陽光発電協会が調査を行いました。
もちろんソーラーパートナーズもこの調査に協力し、北海道で停電を経験した太陽光発電ユーザーにアンケートを実施しました。

調査の結果、85%の太陽光発電ユーザーが停電時に太陽光発電を非常用電源として活用できたと回答がありました。
「冷蔵庫の中の食材を腐らせずに済んだ」
「炊飯器でご飯を炊くことができた」
「携帯電話を充電できた」
「テレビで震災情報を入手できた」
など、アンケートには太陽光発電が非常時に役立ったという喜びの声であふれていました。
太陽光発電に携わる者として、とても誇らしかったです。

より多くの人が非常時に太陽光発電を活用するために

しかしその一方、自宅に太陽光発電が設置されているにも関わらず、停電が発生した際に十分活用できなかった人がいたことも判明しました。
そういった人の中には、「非常時の使い方がわからなかった」、「非常時に使える機能があることを知らなかった」という方々がいました。

そこで、太陽光発電協会では、いざというときに太陽光発電をしっかりと活用してもらえるように、太陽光発電を設置している方々に「自立運転機能」について確認してもらうことを呼びかけることになりました。
その呼びかけに使用するチラシが、今回できあがったチラシです。

私はソーラーパートナーズの経営をするかたわら、太陽光発電協会にも所属し、太陽光発電の普及促進に携わっています。
今回の呼びかけについては自分自身がその担当となるので、今回親しみやすいチラシができたことをすごく嬉しく感じています。

日本全国で240万件を超える住宅で太陽光発電が設置されるようになりましたが、さらなる普及を行うためには、既に設置した太陽光発電ユーザーが満足していることがカギになってくると思います。
「太陽光発電をつけていて良かった」という声が広まれば、新しく太陽光発電を設置しようと考える人も増えてくることと思います。

そのためにも、太陽光発電の魅力の一つである「自立運転機能」をたくさんの方々に知ってもらえるよう、取り組んでいきたいと思います。

自立運転機能周知チラシ(表面)

自立運転機能周知チラシ(裏面)