2021年2月16日に発表された日本における「働きがいのある会社」ランキングにおいて、株式会社ソーラーパートナーズが昨年に続き、2年連続で「働きがいのある会社ベストカンパニー」に選出されました！

今回は、コロナ禍によって在宅ワークを余儀なくされている中での調査だったため、前回ベストカンパニーに選出されたときとは全く違う調査結果になることを想定していました。
それでも、株式会社ソーラーパートナーズでは、コロナ禍が収束した後も在宅ワークを中心にした働き方を継続していきたいと考えているので、このような状況下において働きがいを高めるための課題を把握し、「在宅ワーク中心の働き方」と「働きがいのある会社」を両立させていくために、今回の調査を実施しました。

そのような状況でしたので、今回はベストカンパニーに選出されることを特に期待していませんでしたが、2年連続で働きがいのある会社ベストカンパニーに選出されました。
とても意外でしたが、やっぱり嬉しいものですね。

「働きがいのある会社」ランキングとは

「働きがいのある会社」ランキングは、1991年米国で設立されたGreat Place to Work Instituteが実施している調査に基づいて発表されています。
「働きがいのある会社」調査は世界約60ヵ国で実施されている調査で、参加企業数は7000社、回答従業員数は500万人を超えている世界的にも権威ある調査です。
アメリカではランキングリストが世界最大の英文ビジネス誌「FORTUNE」に掲載され、このリストに名を連ねることが「一流企業の証」と受け止められているそうです。
この調査によると、「働きがい」は「働きやすさ」と「やりがい」の両方を兼ね備えることで高めることができるそうです。
ワークライフバランスの充実などのような「働きやすさ」だけでなく、仕事そのものから「やりがい」を感じられることが、「働きがい」につながるわけです。

日本ではGreat Place to Work Institute Japanが調査を実施しています。
日本における今回の調査では、コロナ禍にも関わらず462社もの企業がランキング調査に参加し、そのうち一定のスコアを上回った160社がベストカンパニーに選出されました。
ランキングは、大規模部門（従業員1,000人以上）、中規模部門（従業員100人以上999人以下）、小規模部門（従業員25人以上99人以下）に分かれています。
株式会社ソーラーパートナーズは、小規模部門でベストカンパニーに選出された70社のうち、15位でランクインしました。
前回は25位でしたので、前回から10位も順位を上げる結果となりました。

とはいえ、今回の調査結果からはさまざまな課題が見えてきましたので、そういった課題に一つひとつ向き合い、より働きがいのある会社になれるよう努力を続けていきたいと思っています。

2021年版調査の全体傾向

表彰式では、GPTWジャパン代表の荒川陽子さんから、2021年版調査の全体傾向が説明されました。

今回の調査はコロナ禍にも関わらず継続してランキング調査に参加している企業だったこともあり、全体的に働く環境が改善傾向にあるという結果だったそうです。
特に、大規模部門と中規模部門で、改善傾向が強く見られました。
一方、小規模部門では、大規模部門や中規模部門と比較して、低下傾向が37.1%も見られました。
これは、コロナ禍で業務環境が悪化していることや、在宅ワークによって仕事とプライベートの区別がうまくつけられなくなっている状況が影響しているのではないかとの説明がありました。
また、休暇がとりにくい状況になったことや、経営者とのコミュニケーションが減ったことも、働きがいに悪影響を及ぼしているということでした。

ニューノーマルにおいて働きがいを高めるポイントとしては、「尊重」と「相互信頼」が挙げられていました。
在宅ワークだと普段の仕事の様子が見えにくくなりますが、そのような中でも社員を信頼し、「尊重のマネジメント」を行うことが大切だという話でした。
また、経営者からの積極的な情報発信を行い、「相互信頼を構築するコミュニケーション」を意識することが、ニューノーマルにおいて働きがいを高めるためには重要だという話もありました。

さらに働きがいを高めるために

今回の調査結果や、表彰式で説明のあった「ニューノーマルにおいて働きがいを高めるポイント」を参考にして、在宅ワークを続けながらも働きがいを高める取り組みを継続していきたいと思います。
調査結果をもとに今年から新しく始めた取り組みも色々ありますので、そういった取り組みが良い効果につながるように注意しつつ、自分たちに合った良い取り組みを、みんなで引き続き考えていきたいと思います。