2021年3月11日、東日本大震災発生からちょうど10年目となる節目の日に、ソーラー事業と蓄電池事業のパートナー企業の皆様にお集りいただいてパートナー企業情報交換会を開催しました。
昨年の今頃は、新型コロナウイルスが感染し始めた時期ということもあり、パートナー企業情報交換会の開催自体が適わなかったのですが、今年はZoomを使ってオンラインで開催しました。
今回のコラムでは、今年開催したパートナー企業情報交換会についてご報告したいと思います。

開催の目的

パートナー企業情報交換会は、パートナー企業の皆様に有益な情報提供を行うことで、お客様により良いサービスが提供できるようになることを目的に開催しています。

我々のパートナー企業さんの多くは地域に根差した専門工事店さんなので、目の前のお客様や現場仕事についてはとても詳しいのですが、一方で、市場全体の動きや全国のパートナー企業さんの動向などについては情報が入りにくい状況だと感じている会社さんも多くいます。
それに対して、株式会社ソーラーパートナーズは、全国から情報が集まる立場にあり、さらには業界団体の活動にも深く関わっていることもあり、パートナー企業さんの経営に役立つような情報がたくさん集まってきます。
そこで、パートナー企業さんに有益な情報を発信する場として、パートナー企業情報交換会を開催しているのです。

また、普段は電話やメールでのやりとりが多い担当者の顔を、パートナー企業情報交換会を通じて見ていただくことで、パートナー企業の皆様に親近感をもっていただくことにもつながると考えています。

パートナー企業情報交換会の内容

今回のパートナー企業情報交換会は、Zoomのウェビナー機能を使って開催しました。
（「ウェブ」＋「セミナー」で「ウェビナー」です。）

ウェビナー形式のため、登壇者であるこちら側の顔は表示されますが、残念ながら、聴講者であるパートナー企業の皆様のお顔を拝見することはできませんでした。
それでも、140人ほどの方々に参加していただくことができ、有意義な時間を過ごすことができました。

冒頭で私から簡単な挨拶をさせていただいた後は、専務の中村が主にお話させていただきました。
我々の工事会社ネットワークに加盟して日が浅いパートナー企業さんもいらっしゃるので、改めて会社設立からこれまでの沿革について簡単に説明した後、本題である市場動向などについて多くのスライドを使って説明していきました。

全国のパートナー企業の皆様から集まる情報を分析して、販売価格の推移についてグラフでお見せしたり、売れ筋メーカー・商品などの統計情報を共有したり、さらに外部調査機関を活用したお客様調査結果についてご説明することで、市場動向やお客様ニーズの変化について理解していただくきっかけとなったのではないかと思います。
パートナー企業情報交換会の最後には、地域ごとの優秀パートナー企業さんを表彰させていただいたりもしました。

話の途中には、当社社員の自己紹介を適宜挟み、途中で飽きることなく視聴していただけるように工夫したつもりです。
また、開催日がちょうど東日本大震災発生から10年となる日だったこともあり、発生時刻である14時46分には、パートナー企業の皆様と共に1分間の黙とうを行いました。

パートナー企業情報交換会を終えて

今回、ウェビナー形式で実施する初めてのパートナー企業情報交換会でしたが、パートナー企業の皆様からは概ね好評でした。
これまでは全国からわざわざ東京まで集まっていただいて実施していたため、パートナー企業の皆様にとっては時間や旅費交通費の負担、我々も会場手配など、かなり負荷の大きい大変なイベントでした。
それがウェビナー形式だと、時間の拘束も限定的ですし、旅費交通費も不要で、会場手配もいらず、非常にお手軽に実施することができました。
今後もお互いにとってメリットの大きなウェビナー形式での開催を検討していきたいと思います。

パートナー企業情報交換会の開催を通じて、今よりも更に良い工事会社ネットワークを構築していきたいと思います。