このたび、会社で中古の戸建住宅を購入することになりました。
この戸建住宅に、自分たちで企画して、太陽光発電や蓄電池を設置したり、外壁塗装を施したり、エクステリアを整備していきたいと思っています。
今回は、会社で戸建住宅を購入する目的などについてご説明したいと思います。

購入の目的

株式会社ソーラーパートナーズが大切にしている価値観の一つに「現地現物」があります。
これは、現地に行って現物を見て判断することを大切にしているということです。
私たちの仕事は、インターネットやIT技術を活用して、住まいに関する専門工事店とお客様をマッチングする仕事です。
WEBマーケティングやマッチングを強みとする私たちにとって、実際の工事現場に足を運ばなくても業務自体は行うことができてしまいます。
しかし、それではお客様やパートナー企業に最適なサービスを提供し続けることは難しいと考えています。
これまでも、パートナー企業さんを訪問して現場の話をお聞きしたり、私たちがご紹介したお客様の工事現場を訪問させてもらったり、直接工事を請け負ったりするなど、さまざまな「現地現物」を積み重ねて、サービスの改善につなげてきました。
これまでの取り組みに加えて、今回は自分たちで戸建住宅を購入し、施主の立場でリフォーム工事を検討し、工事を実施してみることで、さまざまな学びを深めるつもりです。
これこそまさに、「現地現物」の体現だと思っています。

この物件を選んだ理由

いくつかの物件を見て回った結果、良さそうな物件に巡り合い、売主様と正式に契約を締結し、あとは引き渡しを待つ状況になりました。
今回、この物件を選んだのは、私たちがやりたいリフォーム工事がすべてできそう、というのが大きな理由になっています。

この物件の屋根は切妻屋根で、南面に太陽光発電を設置するための十分なスペースを確保できます。
しかも、屋根も補修が必要な状況になっています。
また、この物件のガス供給はプロパンガスなので、オール電化にすることで大きなメリットを出すことができます。
もちろん、エコキュートや蓄電池を設置できるスペースもあります。
外壁も良い感じにくたびれていて塗装が必要ですし、エントランスも荒れていて外構工事のしがいがあります。
ここまで私たちがやりたい工事を全部できる物件はなかなか無いと思えるくらい、ビビッときました。

実際に住むにしても、閑静な住宅街で近くに大型スーパーがあって住みやすく、また、最寄り駅から当社の事務所がある新宿まで乗り換えなしで来ることができます。
当社の社員が住むことを想定すると、非常に魅力的な物件と言えます。

今後の取り組み

株式会社ソーラーパートナーズには、太陽光発電や蓄電池、外壁塗装、屋根工事、外構・エクステリアなどの専門相談員が多数在籍しています。
そういった専門相談員が現地を訪問し、この物件にどんな工事をするのかチーム単位で企画していきたいと考えています。
もちろん、工事期間中も頻繁に現地を訪れ、工事の現場を現地現物で学んでいくつもりです。
また、工事の様子はレポートにまとめ、インターネットで発信することも考えています。

さらに、リフォーム工事完成後は、希望する社員に実際に住んでもらえるといいなと思っています。

この取り組み自体から利益を生み出すことは難しいですが、このような「現地現物」が、サービスの品質を高めることにつながり、株式会社ソーラーパートナーズのミッションである「住まいのプロに誇りを、暮らす家族に喜びを。」の実現につながると確信しています。