課題解決型プラットフォームとは

インターネットビジネスでは、「プラットフォーム」という言葉は、「売り手と買い手が出会える場」という意味でよく使われています。

株式会社ソーラーパートナーズが運営している事業もプラットフォームビジネスに位置づけられます。

住宅用太陽光発電を買いたい人と売りたい業者が出会えるプラットフォームビジネスを行うためには、何といっても買いたい人を効率的に集めるWEBマーケティングノウハウが不可欠となります。

そのため、太陽光発電の専門サイトを運営する会社のほとんどは、WEBマーケティングを専門とする会社が手掛けています。

一方で、株式会社ソーラーパートナーズでは、自分たちの事業を単なる「プラットフォーム」ではなく、わざわざ「『課題解決型』プラットフォーム」と言っています。

それは、単なる「売り手と買い手が出会える場」を作りたいわけではなく、この業界に存在する様々な課題を解決できるようなプラットフォームを作りたい、そして、そのような考えを言葉にしてはっきりと打ち出したいと考えているからです。

住宅用太陽光発電業界には、悪質な会社が引き起こす消費者問題が残念ながらまだ数多く存在しています。

例えば、ぼったくり価格で販売するケースや、アフターフォローをすると言っておきながら売った後は一度も顔を見せなくなるケース、ずさんな手抜き工事が行われるケースなどです。

こういったことが今でも起きている背景には、業界が抱える構造的な問題があります。

住宅用太陽光発電業界には、大きく分けて2種類の売り手が存在します。

一つは、自社では販売のみを行い、契約が取れた後は下請け業者に工事を丸投げする会社です。

もう一つは、自社で販売するだけでなく、工事やアフターフォローまで一気通貫で行う会社です。

さきほど述べたような悪質な販売を行っているのは、販売のみを行っている会社が多いというのが現状です。

実は、住宅用太陽光発電の販売だけを行う場合、何の許認可もなく誰でも行えてしまいます。

そのため、太陽光発電についての知識を十分にもたない会社が、いい加減な営業トークで販売活動を行い、元請け業者となっているケースがあるのです。

建設業界では下請け業者が元請け業者の言われるまま工事を行うことが多いため、契約内容が適切でなかったとしても、そのまま設置工事が済んでしまいます。

（販売だけを行う会社がダメというわけではありません。ダメな会社の多くが販売だけを行っている会社という話です。）

しかも、販売のみを行っている会社が元請け業者となる場合、消費者と工事会社との間に販売会社が入る分、余計なマージンが発生して金額も高くなってしまいます。

逆に言うと、消費者が工事会社から直接買うことができれば、価格も安くてしかも工事も安心できるわけです。

それならみんな工事会社から買えばいいという話になりますが、自分の地元で良い工事会社を見つけるのは簡単ではありません。

そこで、優良な工事会社だけが参加できるプラットフォームを用意することで、このプラットフォームで太陽光発電を買えば安くて安心という状態を実現できるようにしました。

場を提供するだけでなく、より安く、より安心して買えるように、能動的にサービスを提供すること、それが株式会社ソーラーパートナーズが目指す「課題解決型プラットフォーム」です。

一般の方には複雑でわかりにくい太陽光発電について、専門相談員であるソーラーアドバイザーが中立な立場で導入アドバイスを行いながら、優良な工事会社と直接出会える場を用意することが、住宅用太陽光発電分野における「課題解決型プラットフォーム」のあるべき姿だと考えています。

住宅用太陽光発電に限らず、住宅リフォーム業界には、同じような課題を抱える分野が数多くあります。

例えば、外壁塗装です。

ある日突然訪問販売の営業マンが来て、「外壁が痛んできてますね。このまま放置すると内部まで痛みが進み、あとで莫大な費用がかかってしまいますよ」という営業トークに煽られて契約すると、下請けの塗装業者が来て適当な塗装工事をしてしまう・・・。

太陽光発電で起きていることと、ほとんど同じことが外壁塗装の分野でも起きています。

そこで、塗装工事業の建設業許可をもつ株式会社ソーラーパートナーズが、専門的な見地から良い塗装業者を見極めた上で、消費者と直接出会えるプラットフォームを提供しています。

今後も、屋根リフォームや外構リフォームなど、同様の課題を抱える様々な分野で課題解決型プラットフォームを構築していくことで、住宅業界にはびこる非合理なことをできるだけ減らし、より安く、より安心してリフォーム工事を行える世の中にしていきたいと考えています。