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太陽光発電フォーラムに登壇しました

PV2019太陽光発電展示会&フォーラムとは、2019年7月10日から12日までの3日間にわたって、パシフィコ横浜で開催された太陽光発電に関する展示会です。
さまざまな企業や団体のブース展示に加え、産官学の有識者らによるセミナーも行われ、3日間で11,765人の業界関係者が訪れた大規模なイベントでした。

太陽光発電フォーラムでは、「太陽光発電、主力電源化に向けた新たなステップ」というテーマのもと、業界を代表する企業におけるキーマンの講演や、東京大学大学院や京都大学大学院といった最先端の研究を行う研究者の講演、経済産業省・環境省・農林水産省などの官庁の方々の講演など、3日間にわたって専門的な講演が数多く行われました。

そのような凄い方々が講演を行う太陽光発電フォーラムにおける、初日のトップバッターとして講演する機会をいただき、業界関係者の前でお話ししてきました。

私が話した内容は、「続けようソーラー生活 快適ソーラー生活術 そのメリットを再チェック!」というタイトルで、先日、太陽光発電協会で作成した同名のパンフレットの紹介を兼ねて、太陽光発電を使い続けるメリットについて改めてお伝えする内容でした。
大入り満員の会場の中、太陽光発電の魅力を語ることができて楽しかったです。
今回、「太陽光発電のメリット」として、次の3つを中心にお話ししました。

太陽光発電のメリット①:環境に良い

太陽光発電のメリットとして多くの方がイメージすることが、「環境に良い」という点です。
ただ、「環境に良い」ということを伝えるのに、どのような伝え方をするのが良いのか、これまで苦労してきました。
今回、太陽光発電協会でパンフレットを作るにあたり、「太陽光発電が環境に良いことを、森林換算で伝えるとわかりやすいのでは?」という話になりました。
そこで、「4kWの太陽光発電約8棟分」は、「東京ドーム1個分の森林」と同じだけの二酸化炭素削減効果があるという表現を使いました。
この表現なら、自宅に太陽光発電を設置すると、かなりの広さの植林をするのと同じくらい環境に良いことがイメージできて、太陽光発電に対して前向きな気持ちになれるのではないかと思います。

太陽光発電のメリット②:家計に良い

太陽光発電の経済的な効果としては、売電収入と電気代削減効果があります。
太陽光発電を設置した人にとっては、売電収入は毎月振り込まれるので意識しやすいですが、太陽光発電の電気を自宅で使うことで電気代が安くなっていることは、長く使用していると忘れてしまいがちです。
そこで、改めて電気代削減効果についてお伝えし、家計に良いということを実感してもらいたいと思っています。

太陽光発電のメリット③:非常用電源になる

昨年、北海道胆振東部地震の影響で北海道全域が停電になった際、太陽光発電ユーザーの多くは、自宅の太陽光発電を非常用電源として活用できました。
最近は異常気象のためか、「観測史上初」と言われるような自然災害が頻発していますので、いざ停電になったときの備えとして、太陽光発電はとても心強い存在です。
平時にはなかなか気づきにくい、そういった太陽光発電のメリットも改めて意識してもらい、長く太陽光発電を使い続けてもらえるように呼びかけていきたいと思います。

長期安定稼働が普及の鍵

既に太陽光発電を設置した人が太陽光発電に満足していると、これから導入を検討している人にとってプラスの効果が働きます。
今回のような話を様々な場所で訴えていき、太陽光発電の魅力に多くの人が気づいて、より多くの方々の生活に太陽光発電が浸透していくことを切に願っています。