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リーダー研修生制度

株式会社ソーラーパートナーズでは、2022年1月から「リーダー研修生制度」を開始しました。
今回は、この「リーダー研修生制度」について説明したいと思います。

リーダー研修生制度開始の背景

株式会社ソーラーパートナーズでは、今後もさまざまな事業を展開していくことを計画しています。
この計画を進めていく上で数多くのチームを組成していくことになりますが、そのためにはチーム責任者になることができるリーダー人材を育成することが欠かせません。
株式会社ソーラーパートナーズの社員は20代~30代の若い社員が多いため、会社として強い意志をもってリーダー人材の育成に取り組まなければ、なかなかリーダー人材が出てこず、その結果、やりたい事業を展開できないということにもなりかねません。
そこで、2022年1月から「リーダー研修生制度」を新たに始め、リーダー人材の育成に本気で取り組んでいこうとしています。

リーダー研修生制度の目的

リーダー研修生制度の目的は、次代のリーダーになる人材を育成することです。
さらに、育成だけではなく、「リーダー適性の判断」を行うことも重要な目的の一つと考えています。
これは、会社側から判断するというだけでなく、リーダー研修を受ける本人が「自分にはリーダー適性がありそうか」を判断するという側面もあります。
漠然とリーダーをやってみたいと思っている人でも、リーダーがやるべき仕事について理解すればするほど、「自分がやりたいことは、こういうことではないかも…」と気づくことがありえると思います。
リーダーになって責任範囲が広がってから後悔することがないように、そういった自分の適性に気づく機会を提供することも、リーダー研修生制度を行う目的の一つです。

リーダー研修生制度の内容

リーダー研修生制度で実施する内容は、「月次ミーティングにオブザーバー参加」、「グロービス・マネジメント・スクールを受講」、「3か月に1回リーダー研修に参加」の3つです。

月次ミーティングとは、毎月末頃に行っている、その月の進捗状況と翌月の方針を共有するミーティングのことです。
各チーム責任者が取締役の2名に報告を行い、現状分析や今後の方針について議論する場となっています。
リーダー研修生は、この月次ミーティングにオブザーバーとして参加することで、実際にリーダーになったときに行う業務を目の当たりにすることができます。
自分が所属するチームの月次ミーティングは参加必須にしています。
さらに、リーダー研修生は他のチームの月次ミーティングにも参加可能なので、色々なリーダーのスタイルを学ぶことができます。

次に、リーダー研修生は、グロービス・マネジメント・スクールで「クリティカル・シンキング」と「ビジネス・アナリティクス」を受講します。
クリティカル・シンキングは論理的思考法を学べる講座で、ビジネス・アナリティクスは定量分析法を学べる講座です。
どちらもリーダーになる上で不可欠なスキルです。
グロービス・マネジメント・スクールにおける各クラスの受講期間は3か月となっており、2週間に1回、3時間の授業を計6回受講します。
授業はケースについてのディスカッションを中心に行われるため、事前にかなりの予習をしておくことが求められます。
他の会社に勤務する意識の高い受講生と切磋琢磨する授業についていくことは簡単なことではありませんが、その分短期間での成長が期待できます。

さらに、リーダー研修生は、3か月に1回、社内の「リーダー研修」に参加します。
リーダー研修では、「自チームにおける課題と解決策」について、自分なりに考えて発表することが求められます。
普段の月次ミーティングと同様に、自分の発表内容に対して取締役2名からコメントが行われます。
月次ミーティングでオブザーバー参加して得られた知見や、グロービス・マネジメント・スクールでの学びも活かしながら、リーダー研修で得たコメントを元に、自分の発表内容をブラッシュアップしていくことが求められます。
一定水準の企画がまとまった後は、実行段階に入っていきます。
実際にリーダーとしての業務を体験することで、リーダーとしての学びをさらに深めていきます。

リーダー研修生の選出方法

リーダー研修生の選出は、推薦制となっています。
誰かが、「この人にリーダーになって欲しい」とリーダー研修生として推薦することに加えて、「リーダーになりたい」という人が自分で自分を推薦することも可能です。
昨年末に推薦を募り、推薦を受けた全員にリーダー研修生制度への参加意思を確認した結果、今回は4名がリーダー研修生に任命されました。
今回は初めてのリーダー研修なので至らない点も多いと思いますが、今回のリーダー研修での経験を元に、今後より良いリーダー研修を実施できるようになり、たくさんのリーダー人材を輩出していきたいと考えています。