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ビジョンの見直し

株式会社ソーラーパートナーズには、ミッション(存在理由)、ビジョン(目指す姿)、バリュー(大切にする価値観)から構成される「理念」があります。
私たちは、「理念研修」を毎月実施したり、バリューを体現した人を表彰するなど、さまざまな取り組みを通じて、日々の業務で「理念」を体現できるように努力しています。

それだけ大切にしている「理念」ですが、毎年11月の「理念研修」では「理念の見直し」をテーマに全員で議論し、必要な修正を行うようにしています。
そして、昨年11月の「理念研修」で話し合った内容をもとに、ビジョンを見直すことになりました。

2021年11月の理念研修

昨年11月に行った「理念研修」では、「理念の中に、未来や持続可能性のニュアンスを加えたい」という意見が出てきました。

具体的には、当時のビジョン「住まいに関する数多くの優良事業を運営し、社員・顧客・社会から信頼される企業になる。」という文言に「し続ける」という文言を加えて、「住まいに関する数多くの優良事業を運営し、社員・顧客・社会から信頼され続ける企業になる。」に変更するという意見が出ました。

また、バリューの「三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)」に「未来良し」を加えて「四方良し」に変更するという意見も出ました。
どちらの意見も、「将来にわたって永続的に社会に貢献していく」という意味合いを追加したいというところから出てきた意見です。
このような意味合いを理念に含めるということについては、多くの賛同が得られましたので、どのような形で理念に含めるべきか検討を進めていきました。

前ビジョンの策定趣旨

前ビジョンは、「住まいに関する数多くの優良事業を運営する」という前段と、「社員・顧客・社会から信頼される企業になる」という後段から構成されています。

この前ビジョンを策定した当時は、株式会社ソーラーパートナーズは主に「太陽光発電事業」を運営している会社で、「外壁塗装事業」はまだ始めたばかりの頃でした。
元々「太陽光発電の会社」だったところから、「住まいの会社」に変わろうとしていた時期だったこともあったため、「住まいに関する数多くの事業を展開していくぞ!」という「目指す姿」を前ビジョンの前段に込めたのです。

また、後段の「社員・顧客・社会から信頼される企業」とは、バリューに挙げた「三方良し」を実現した状態を表しています。
私たちが大切にする価値観としてバリューに挙げた「三方良し」を体現していくことで、「社員・顧客・社会から信頼される企業」という「目指す姿」になりたいということを表現しました。

前ビジョンはこのような趣旨で策定していました。
内容そのものは社員から共感されていたと感じていましたが、なにぶんビジョンが長過ぎて、一言一句正しく記憶できている人はあまりいなかったかも知れません。

ビジョンの変更

現在では、太陽光発電、外壁塗装、家庭用蓄電池、屋根工事、エクステリアと、住まいに関する数多くの事業を展開する状況になりましたので、前ビジョンの前段に挙げた「住まいに関する数多くの事業を展開していくぞ!」という想いは、わざわざ改めてビジョン(目指す姿)として掲げる必要はなくなってきました。

さらに、長過ぎる文言を短くすることも考慮しつつ、前ビジョンの後段をベースとして「未来や持続可能性のニュアンス」を追加しようと考えました。
そのような検討の結果、新たなビジョンを「売り手よし、買い手よし、世間よし、未来よし」としました。
「四方良し」にすることも考えたのですが、「三方良し」でさえ知らない人も世間には多く、また「四方良し」はまだまだ世の中に浸透していない言葉だと思い、「売り手よし、買い手よし、世間よし、未来よし」としました。

バリューにあった「三方良し」が「売り手良し、買い手良し、世間良し」であることは社内では全員に浸透していたため、新しいビジョンは社員にとって覚えやすいものになったと思います。

また、これまでは「三方良し」と「良し」を漢字で書いていましたが、今回の変更に伴って「良し」を「よし」とひらがなで書くことにしました。
辞書で調べると「三方良し」と漢字表記で載っていますが、世間で使われる場合には「三方よし」とひらがなで表記されることが多く、古語の「よし」には、「良し」の他にも「好し」「善し」などポジティブな意味を表す漢字をあてることができるので、今回の変更を機にひらがな表記にしました。

ビジョンが「売り手よし、買い手よし、世間よし、未来よし」となったことで、バリューに挙げていた「三方良し」はビジョンに統合することになりました。
そのため、これまで7つあったバリューは6つ(誠実、凡事徹底、ゼロベース、現地現物、自己研鑽、プロチーム)になりました。

新たなビジョンの実現に向けて

ビジョンが「売り手よし、買い手よし、世間よし、未来よし」に刷新されたことで、私たちが目指す姿へのイメージがさらに膨らむことになりました。
これまでは、「売り手よし」によって、株式会社ソーラーパートナーズが働きがいのある優良企業になることを目指しつつ、「買い手よし」によって、サービスを利用してくださるお客様やパートナー企業の皆様に喜んでいただくことができて、さらに「世間よし」によって、業界全体や地球環境に貢献していくことを考えていました。

今後は、ここに「未来よし」が加わったことで、現時点の売り手・買い手・世間のバランスをとるだけでなく、将来に向けて最適なバランスをとることを目指していくことになります。
明るい未来のことを意識しながら仕事をしていくことになりますので、これまで以上にワクワクしながら仕事に取り組んでいくことができそうです。